「もー、夢雨のばかぁ~」


如何にもギャル丸出し、ついでに言えば馬鹿丸出しな女が夢生と腕を組み抱きついていた。


「悠太…あれ誰だと思う?」


隣にいた悠太に話しかけた


「馬鹿っぽそうなギャル…かな?俺のタイプじゃない」


珠樹を見ると何もなかったように悠太とはしゃぎ始めていた


「赤、今日これから軽音部の部会やらない?」


別に用事ないし、もっと皆と話したいし行こうかな♪


「行く、行く!」


そして、気づかれた…


「赤が赤じゃなくなってた!」