雲が満月を隠す。


俺の家からコンビニは近く、中間地点に学校はある。

俺はふと学校に目を向けた―。

あれは。



屋上に誰か立っているのが見える。
ゆ、ゆ、ゆ、幽霊!?

俺は
俺は
俺は
落ち着け、落ち着け俺。俺ちけよ。

俺は、寺崎に電話をすることにした。