そこから、願い事について考えていた花音だがふと視界の隅でプカプカと浮かぶ物体―――カイルに咄嗟に反応してしまう。
「え、アンタ浮けるの?!」
「シャボンの国に住む者は皆浮く事が出来るぞ?多少の魔力を持つからな」
「そ…そうなんだ、」
「羨ましいか?なら願い事は浮けるようになる事にするか?」
真面目な顔で質問されたはいいが、花音は首を横に振った。
「…それはいーや。変な団体に捕獲とかされそうだし」
なかなか、願い事を一つ決めるというのは難しい。
「え、アンタ浮けるの?!」
「シャボンの国に住む者は皆浮く事が出来るぞ?多少の魔力を持つからな」
「そ…そうなんだ、」
「羨ましいか?なら願い事は浮けるようになる事にするか?」
真面目な顔で質問されたはいいが、花音は首を横に振った。
「…それはいーや。変な団体に捕獲とかされそうだし」
なかなか、願い事を一つ決めるというのは難しい。