中に入れば、そこは白を基調とした広い空間。




奥に見えるのは壁一面の本棚にびっしりと埋まったたくさんの本。




そしてその手前には。





「…父上。ただいま戻りました」





銀髪に白いマントを携えた男性。





「…ご苦労であったな」





そして。




驚きに満ちた目をカイルに向ける女性。