「何・・・?」


蓮君がしゃべった・・・?


なに話したらいいんだろう・・・


「いや・・・べつにあの・・・。」


あたしが困っていると・・・


なんか


思い出したみたいに言った。


「あんた・・・・前ぶつかったことあるよね?」


「えっ?」


「だいぶ前だけど・・・・ごめん・・・。」


あたしが蓮君とぶつかった?


そんなことあったっけ・・・



あっ倒れた時そう言えば誰かとぶつかったんだっ



蓮君だったんだ・・・・。


「いやっ倒れただけだし・・・」


「えったおれたの?」



蓮君はびっくりした顔をした




「あっ大丈夫ですから・・・・。」



なんか

嫌味っぽく聞こえたかもしれない

それに


蓮君心配させちゃったみたい・・・・



悪いな・・・・。