『宏也、遅いよ〜。』


ちょっと待たされてご機嫌斜めみたい。



『ごめ〜ん!今度なんかおごるからッ。』


『分かったょ!ッたく。』


『あー、コイツ俺の友達の健斗なッ。』


宏也が軽く紹介した。



『俺、安西健斗。 よろしくなッ!』


健斗クンかぁ〜。o(^ヮ^)o



『ゎ、私は神谷梨花。よろしくネ』


『おー。よろしく。』



この時が健斗と交した始めての会話だった。



『ほんじゃ、帰ろか!』

宏也の一言で会話がストップ。