「なんでって、部長会んときとか、見てたら、




可愛いなって思って、気付いたら糸浦の事見てた。」




「え、こんなあたしを!?」



嬉しい。




兼田くんはいっつも女の子に囲まれていて、




あたしなんか眼中に無いと思っていたから。「うん。で、返事は?」




「えっと…お、お、お願いします!!!!!」




「やった!なら今日一緒に帰らへん?」




「あ、う、うん、良いよ。ちょっと待ってて、優と百合亜に言って来る。」




「うん、分かった〜」