「始めっ。」



数分も経たないうちに。




「いたたたたたたたたいってえ!」



「どうだ懲りたかああああ!」



「おまっ、合気道使てるやろ!これは柔道ちゃうんか!?」



「え〜知らなぁい♪」



あたしは少し乱れた道着を直す。



「ほら、すぐ立つ!」



「厳しいのお。流石、柳雅学園柔道部鬼の部長やわ。」



「誰が鬼じゃ。」



「お前しか居らんやろ!」