『いってきま~す』

あ・・・・・


行ってしまった。

どーしよ。


『・・・・詩。


とっとと食え』

流れて忘れたと思ったのに!!

クソ!!

「え~・・・ヤダ★」


『お前がやっても可愛くネェ』

私の頭をコツン―と小突く。

『ホラ・・・』

優しい目をした茜・・・・・

そこまではキュンキュンする。

が、

パプリカのせいで半減している。


「うぅ・・・嫌だ!!」

ダダダと走ってソファーにダイブ

して鼻を強打した私。

きっと今日の運勢は12位だったに

違いない。


『・・・・はぁ。しゃぁねぇな』