急に、

「今日買い物に行こう!勝負下着!買おう!」

有無を言わせない形相で言ってきた。

「えっ!あっ!今日は・・・」

「なに?なにがあるの?」

「えーっとですね・・・実は永森さんに・・・ご飯に・・・」

「一緒にご飯行くの!?」

「声が大きいですって!」

「ごめん、ごめん。いつの間に決まったの?朝はそんな感じじゃなかったじゃない。」

「はい、朝席に着いたら永森さんから“ご飯に行こう”とメモをもらったんです。」

「メモですか・・・メールっていう文明の利器があるのに・・・」

「でも、あとでメールするってメモもらいましたよ!」

「だから・・・」

さくらさんはあきれたようだ。

昼休みが終わりそうになったので、急いで営業部に戻ることにした。