「美琴ー、何笑ってるの?」
「ほら、クラス委員長引き受けてくれた城田さん!あんた達もお礼言わなきゃ!!」
気がつくと私たちの周りには沢山のクラスの女の子が集まっていた。
「城田さんクラス委員やってくれてありがとうー!」
「城田さんのおかげで助かったわ!!」
何か…嬉しい。
みんなの役に立てたのなら良かった。
「あ。」
「どうしたの?城田さん?」
私の突然の一言に周りの子は私の方を見た。
「私ね、1年の時『シロ』って呼ばれてたの。だから皆もシロって呼んで!!」
私の突拍子もない発言に一瞬空気が止まったかのように感じた。
……どうしよう、マズかったかな……。
「シロ!!可愛い!!」
止まった空気を動かしたのは美琴ちゃんだった。
「うん、似合ってるねー!」
「城田だから『シロ』なんだ!」
美琴ちゃんの後にみんなが言葉と続ける。
「これから1年宜しくね、シロ。」
受け入れられた自分のあだ名に胸を撫でおろしていると美琴ちゃんはまた手を差し出した。
「うん、こちらこそ!美琴ちゃん!!」
2年生の春、私に一番最初にできた友達でした。
「ほら、クラス委員長引き受けてくれた城田さん!あんた達もお礼言わなきゃ!!」
気がつくと私たちの周りには沢山のクラスの女の子が集まっていた。
「城田さんクラス委員やってくれてありがとうー!」
「城田さんのおかげで助かったわ!!」
何か…嬉しい。
みんなの役に立てたのなら良かった。
「あ。」
「どうしたの?城田さん?」
私の突然の一言に周りの子は私の方を見た。
「私ね、1年の時『シロ』って呼ばれてたの。だから皆もシロって呼んで!!」
私の突拍子もない発言に一瞬空気が止まったかのように感じた。
……どうしよう、マズかったかな……。
「シロ!!可愛い!!」
止まった空気を動かしたのは美琴ちゃんだった。
「うん、似合ってるねー!」
「城田だから『シロ』なんだ!」
美琴ちゃんの後にみんなが言葉と続ける。
「これから1年宜しくね、シロ。」
受け入れられた自分のあだ名に胸を撫でおろしていると美琴ちゃんはまた手を差し出した。
「うん、こちらこそ!美琴ちゃん!!」
2年生の春、私に一番最初にできた友達でした。