結局その後も授業が過ぎお昼になった。

今日も屋上でご飯を食べることにした。


一人でメロンパンをほうばっていると

ガチャリ…

屋上の鉄製のドアがあいた

そのドアの向こうに現われた人を見て
私の身体は一瞬強張った。

そう.そこから現われたのは佐伯君だったからだ

…えぇぇぇ!ど…どうしようやっぱりお話しできたらいいなって思ったからでしょうか?
わ、私その後すぐに取り消しましたよ神様!!


しかし、佐伯君は私の存在など目もくれずそこら辺にドカッと腰掛けた。

…え…もしかして私の存在に気付いてないんですかね?
そんな…私.確かにさっき一瞬目あったような気がするんですが…
もう私の存在って一体……;そうだ私、幽霊なんじゃないんですか!
そうだったら私の存在が薄いのもうなずけます。でも幽霊って見えないんじゃそれに香織ちゃんは話かけてくれるし…