椅子に座ると暖かくて… 少しホッとした 「ちょっ………ごめん……島崎さん大丈夫?」 小野沢くんは人を掻き分けてあたしに話し掛けてきてくれた そういうの…………ホント気が緩むんだけど… 「大丈夫!」 周りの視線は痛かったけど…… そんなの小野沢くんの優しさと比べたら全然怖くない 「なら良かった!」 そう優しく微笑んでくれた