「頼我ー!!今日、未玲と話すことができましたぁ〜♪」

颯天から毎日のようにうける、佐伯に関する報告。
いい加減嫌になってくるわ。

「良かったな」
俺は棒読みで返す。

「今度さ、俺と頼我と未玲ともう1人女子誰か誘って遊ばない?」

はあ?
誰が遊ぶかよ。

「断る」

「なんでだよー…ぶーぶーっ」


なんで?
佐伯が好きだから。
お前なんかより何倍も。

「なになに?何の話?」


佐伯が面白そうに話に入る。