そこに居たのは、、、親父だった。



「何ですか?」


俺は、聞いてみた。



「その子は?もしかして例の、、、」


親父は、愛那を指差して言った。



「はい。俺の恋人の、柊 愛那です。」


そう言って、愛那を紹介した。



「初めまして。柊 愛那です。」


愛那は俺に続いて、あいさつをした。

緊張しているのか、固まっている。
それが結構面白い。(笑)



「そうか、君が悠斗の恋人なのか。」



親父はそう言って、納得していた。



「悠斗。可愛い子連れてきたなぁ、、、」



は?
何言ってんの??

俺の思考回路はストップした。



「え?俺と愛那を別れさせたいんじゃないの?」



俺は、そう思った。
だってこの前まで、別れさせようとしてたじゃん。



「そんなわけないだろ。
こんな可愛い子連れてきて。
性格もいいそうじゃないか!!」



いつもクールな親父のテンションが一気に上がった。