神宮に着いた。

「よし、お参りするか!!」


「うん!!」


俺たちは、お参りをする為に
めっちゃ長い列に並んだ。


「たっく、なげぇよなぁ、、、」


「うん。寒いなぁ・・・。」


愛那は、震えながらそう言った。


パサッ


「え?」


「寒いんだろ?コレ着とけ。」

俺は、愛那に自分の着てたコートを掛けた。


「でも、悠斗が寒くなっちゃうじゃん。」


愛那が心配してくれてる。


「大丈夫だって、俺は。」


「ん、ありがとう!!エヘヘ、暖かい。」


ほんとは、ちょっと寒いけどな。
愛那の笑顔が見れるんだったら、なんてことない。


「俺等の番だぞ。」


「ほんとだ!!」


手を合わせて俺は、願った。


『愛那とずっと一緒にいられますように』と、、、