カラオケが、合コン会場らしい。
つか、カラオケが会場ってふつ~だな。


「悠斗、着いたぞ。」


一成と二人で、カラオケに入った。


「こんばんは~。」


一成は、愛想を振りまいてる。
そんなに、彼女が欲しいのか?



俺は、適当にあいさつをして、イスに座った。
それにしても、うるせぇなぁ。

まぁ、カラオケなんだから当たり前か。
静かだったら怖いよな・・・。


「ねぇ、名前はぁ?」


いかにも、彼氏作りますって感じの女が声をかけて来た。
こういうのがウザイ。
そう、俺の合コン嫌いの理由はコレ。


「お前に教える必要ない。」


「ひど、調子乗ってんじゃねぇよ。」


俺がちょっと冷たくすると、口が悪くなる。
こういうのが、本当にウザイ。
その女が、去ってからちょっとすると、一人の女が目に入った。