「次、体育じゃん。最悪、、、」


「何が?」


「何が?じゃなくて、悠斗聞いてなかったのかよ。」


一成が言うには次の授業が、体育らしい。
で、コイツは、葉山 一成。
まぁ、俺の親友かな?


「おい。何、ボーっとしてんだよ!!」


「はぁ?ボーっとなんてしてないし。」


「それよりさぁ、今日合コン行かねぇ?」


「ヤだよ。俺、そうゆうの嫌い。」


コイツふざけんなよ。
俺は、合コンが一番嫌いだ。
あんなふざけたもん、出るかッつんだよ。


「いいじゃん。人数が足りねぇんだよ。」


「嫌だ。絶対、行かねぇからな。」


「あッそうじゃ、強制参加ってことで。」


「はぁ?」


絶対、ヤだし。

そう思ってたら、一成は俺が参加することを他のメンバーにも伝えて始めていた。


「おい。俺は、行かないからな。」


「悠斗ってさぁ、嘘が嫌いだったよねぇ?」


「あぁ、俺は嘘が嫌いだ。」


そう、俺は合コンの次に、嘘が嫌いだ。


「んじゃ、行かなきゃだねぇ。」


「はぁ?」


「だって、俺もう伝えちゃったもん。」


「あっ。」


そうだ、さっき一成は、他のメンバーに、俺が行くと伝えていた。
断ったら、嘘を付いたことになる。


「一成、はめやがったな。」


「さあね?絶対、来いよ。」


「わかったよ。俺は、嘘だけはつかねぇよ。」


「はいはい。」


結局、俺は合コンに行かなければならなくなった。
一成。ぜってぇ、恨んでやる。(笑)