翌日。

「おい、ここに風間俊って奴・・・いるよな?」
「あっ、ハイ・・・」

 あー、逃げられなかった。怖っ!昨日より怖い!

「よぉ、風間ぁ。昨日は・・・」

 バンッ!っと俺の机を叩く里音さん。目をそらすしかできない・・・。

「よくもやってくてたな。話聞いたぜ?」
「・・・はい?」

 全く見覚えがありません。俺は何をしました???

「麗の事泣かしたって?」

 ボソッと呟かれた。って、あれやっぱ俺のせいですか!?

「え・・・多分・・・そうです・・・多分」
「へぇ~、じゃあ今日お前気をつけろよ?」
「はい?」
「お前殺されるかもな。あいつらに」

 ・・・あいつらって誰???それにやっぱ俺殺されるの!?