とりあえず、肩に…かけとこ
あったかいなー。
高橋の…温もり?
「なぁ…」
高橋が息をのむように、あたしの顔色をうかがうようにしていった。
「なに?」
「その…お前…恋って…なにか、知ってるか?」
えっ…!
そんな…高橋が…
そんなことを…

「わかんないんだぁ…
あたしも。周りの女子はみんな、その恋ってのの話で盛り上がってんだけどね…
さっぱり、あたしにはわからないの」

「…そうか…」