気まずい


気まずい


気まずい…


このままじゃダメだ…
ますます気まずくなる…
よし…話そう。



[ねーねーコータ君なんで怒ってんの?]

ストレートに聞きすぎたかな?



[は?別に]



[別に?って怒ってんじゃん?]



[怒ってねーよ]



[じゃあなんで話さない訳?]



[別に]




[なんか私が悪い事した]




[別に]




[さっきから別に別になんなの?]



[…………]



[私が悪い事したなら謝るよ
なにが気に入らないの?]


[少しは分かれよ!!
お前がビーチだのなんだの
ホザイってからだよ
結局お前もそこらの女と
一緒でチャライんだな
よーく分かりましたよ〜]



プッチーン


いつも周りから
チャライって言われても
全く気にしないで笑って流すのに
今日の私は笑って
流すどころか腹ただしくて
我慢の限界だった


私はコータ君くんを睨み付けた


睨んだ私を見たコータ君は
[何?睨んでんの?結局逆ギレ?]


逆ギレ……?


[は?逆ギレじゃないでしょ?
てかチャライとか
言われる筋合いねーから
ビーチの話しもしてたけどだから何?
私彼氏居ないし,あんたに関係あんの?]


自然に口調も悪くなっていた


[別に]



[さっきから別に別になんなの?
別にの他に何か言えねーの?]



[……………



[なんも言えねーなら
ゴチャゴチャ言うなよ!!
うちら付き合ってる訳じゃねーんだから
勘違いすんなよ]


…………



[そうだよね…。勘違いしすぎた,ごめんな]


え……。

私はそこで謝られるとは思わなくて
思わずコータ君の顔を見てしまった

コータ君は泣きそうなくらい
悲しい顔をしていた。。


[ご…ごめん。]



[俺ダメだね…。]



[…………]



[俺お前の事頑張るわ…]



[ん…。なんかごめんね]


いくらなんでも言い過ぎたよね…。