いつの間にか私達は寝ていた…。




朝10時くらいに
目が覚めて隣をみると
コータ君が居ない…


あれ……?



電話してみよ〜

っと携帯を持つと
階段を上ってくる音がした。



ガチャ……



[おはよ〜起きたんだ]


そこには作業服を着ているコータ君が
部屋に入ってきた…



[あれ?今から仕事?]



[いや仕事行って来たんだよ
急に頼まれてさ…]



[そうなんだ…お疲れ様〜!!
でも帰ってくるの早いね]


[うん…今日大雨降るらしいよ]



[まぢ?雨とか本当嫌だ〜]


[だよなっ…あ!!これ飯]

コータ君は昨日私が
冷やし中華が好き!!って
言ったのを覚えててくれて
冷やし中華を買ってきてくれた


[あ〜冷やし中華〜ありがと〜]



[いいえ〜]



[いただきま〜す]



[食べ終わったら用意するからね]



[分かった〜]

私は冷やし中華を夢中になって
食べていたのをコータ君が見て


[ゆっくり食えよ]と爆笑していた…