[かおり…]


コータ君は私を見つめながら
優しい声で私を呼んだ


[どうしたの?]



…………
[なんでもない。]



[何?気になるじゃん]



[いやただ呼んだだけ]


とコータ君は笑ながら呟いていた…


そしてコータ君は
[もう駄目だ]とか
言いながらソファーから降りて
布団に寝っ転がってしまった



[少し休憩しな…]
と言うと



[かおり…ちょっと来て]


[なんで?嫌だよ〜笑]



[頼みたい事あんだよ〜
動けないからお願い]



そう言われ私はコータ君が寝ている
布団の方に向かった



[どした?]



コータ君は何も言わずに
私を見つめている…


当分シラケてから
段々恥ずかしくなって来て
私は下を向いてしまった



[頼み事ってな・・・なんだょ…?]



[もう寝ない?]



[は?]


な…な…なに考えてんだよこいつ…



やる気満々?



無理無理〜