浬愛ちゃんの腕を無理矢理引っ張ってやってきた女子トイレ。



「どうゆうこと?」



「いや…なかなか王子様が見つからない
愛芽の為に合コン開いちゃった。」


テヘッて言いながら笑ってる浬愛ちゃん。




「もう。そう言ってよぉ。」



「アタシ言ったじゃん。愛芽がちゃんと聞いてなかったんでしょ!」


「う…。すいません。」



「よろしい。
ちなみに愛芽の隣に座ってた川上君
かなりの甘党らしいよ。」



あのメガネ君は川上君ていうのか。



「そうなんだ。」



「あら。反応薄いね。
なんかあったの?」



「い、いやなにもないよ?」


「そ?
まぁ今回は期待できそうね。」



じゃあ戻ろう!
って部屋に向かった浬愛ちゃんを慌てて追う。