『あのさ…俺と付き合ってくれない?』


春の晴れた綺麗な青空。


そこにある大きな桜の木の下で
幾度となく聞いてきたこのセリフ。



『…クラス違うし、話したこともないけど、その…一目惚れで…。』


そう言ってる彼の言葉に
いつもと同じようにあのコトバを被せる。



「…ねぇ…甘いものはすき?」