お義母さんは料理が上手。
だから私はよくお義母さんから料理を教わっている。


「さぁ、温かいうちに食べなさい。」


『「「はーい。」」』


私達は返事をすると「いただきます。」と手を合わせてから食事をいただいた。


「李苑、後で話がある。」


「俺も咲兄に話がある。」


『私には?』


「「ない。」」


そんな2人して否定しなくても……。


姫華はご飯を突きながらいじけた。




2人は「男同士の話だ。」とか言って、食事を済ませたあと李苑の部屋に行ってしまった。


たまには男同士水入らずで話したい時あるよね。


姫華はそんな事を思いながら箸を進めた。


私は食後、自室に戻り携帯を開いた。


『メールが来てる。』


メールボックスを開くと




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TO:姫華
Sub:Re;
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来週の日曜日空いてる
か?

もし空いてたらデート
しないか?



優哉

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