「そうだっけ?」


『そうだよ〜』


「なんだよ、迷惑なわけ?」


『そんなこと言ってないでしょ〜?』


姫華は頬を膨らまし、フンッと言ってそっぽを向いた。


「ごめんって〜機嫌直せよ。」


咲人は顔の目の前で両手を合わし、頭を下げた。


『苺ミルクキャンディー、一袋。』


「分かった!買ってやるからさ〜」


『許す。』


咲人は即答した姫華にクスッと微笑し、ムスッとしている姫華の頭を撫でた。


「おばさんの料理が出来るまで宿題やっちまおうぜ。」


『分かった。』


姫華と咲人は鞄から宿題と筆記用具を出し、早速とりかかった。


2人は夕食が出来るまで、部屋で宿題をやった。


途中から李苑も加わり、宿題を見てあげ、間違いなどを指摘してあげた。




お義母さんが夕食が出来たのか、呼びにきたので宿題を中断させ、3人でリビングに行った。




今日は
蓮根はさみ揚げ、あじの煮付け、ほうれん草のお浸し、南瓜すいとん、五穀ご飯だ。


ん〜美味しそう。