私は、楓中に入学した!


  
  入学式の日、私は友達とグラウンドに駆け寄り、
   
  クラス発表を見に行った。

  違う学校の子もたくさんいた。

  仲のいい子は、ほとんど離れてしまったが、

  私達は、盛り上がっていた。

 
  その時、
  
  1人の男の子が通った。

  どこかで見たことある顔・・・・。

  「かっこいい・・・。」

  思わず声に出してしまった。

 




  私、前田 希。 


  私はこの瞬間、ひとめぼれしてしまいました。




  
 

  私はあの男の子が気になり、

  もしかしたら、幼稚園か何かが一緒かも!!

  そう思って、昔の幼なじみに聞いた。


 「ねぇ、あの男の子幼稚園にいたっ?」

 「前田覚えてねえの?」

 「えっ?」

 「俺たちといっつも遊んでた、祐希だよ。」

 「えっ?あの祐希ー?」
 
 「そうだよっ!」

 「ちょっと、かっこよくなりすぎじゃないっ?」

 「うん。メッチャかっこいいな」


 でもなんとなく、面影おるかも..

「おい、前田気になってんだろ。」

 「な、何言ってんの!?」

 「無理無理、祐希は東小、1のモテ男だから。」

 「だから、気になってないってばー」

 「あっそっかー、前田には葵がいるからなー」
  
 「うるさいっ!」


 私は、小学校の頃、両思い?の子がいた・・・・。

 でも中学に入る少し前から、

 あまり好きじゃなくなっていた。

 そんな葵ともクラスが離れた。

 私は祐希のクラスが気になって見てみた、

 祐希も違うクラス

 なんだか、ショックを受けてる自分がいた。

 なんだろうこの気持ち・・・・・。