由宇さん、幸せもんだな。
私が言うのもなんだけど連はすごくいい奴。
今もこうやって彼女とのデートを楽しそうに計画しているあたりは素直なやつだなーって思う。
「あっ、海は4人で行くか‼」
「はっ?いいよ、私焼けるの嫌だし…」
「こらそこ‼集中してないとわかんなくなるぞ‼」
「あっ、すみません…」
私は教科書へと目を移した。
しばらくすると
「クックッ…怒られちまったな」
そういって連は私に意地悪そうな満面の笑みを浮かべた。
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