「おじさん‼焼きそば2つちょうだい‼」


「はいよー」


「ありがとー‼」

焼きそばを貰い、500円玉2枚をおじさんに渡した。


「ねぇ、なんで連も涼も一緒に来うへんの?」


屋台が並ぶ道を少し離れて石の上に座ると、明日実が言った。


「言うたやんっ‼…明日実関西弁だからいっつも移るんですけどー‼」


「そんなん知るかー‼勝手に移らせとるんやろー‼そんでなに?」


「だからー‼連は彼女さんと来てて、涼は男友達と?」