「ごめんってー。それより拓斗、蒼太と恋ばなしたんだったら蒼太の好きな人知ってるよね?」



拓斗は一気に不機嫌そうになる。不機嫌って言うより悲しそう・・。



「聞きたい?えっとねー・・・・「あー!ストップストップ・・・!あっぶねー」



蒼太は勢いよく拓斗の口を手で塞ぐ。



「んん゛ー・・・ん゛ーん゛ー」



拓斗は蒼太を叩くと、ようやく解放された。
苦しんやー っと笑いながら席に座る拓斗。けど私には作り笑いしてるようにしか見えなかった。