胸キュンな彼氏の言動 【実話】

初めて飼ったハムスターの永吉


矢沢永吉から名前をとった。


なぜなら彼氏がファンだから


永吉が死んだ時


彼氏は仕事で、いなくなって


私がいたけど


なにもしてあげられなくて


ひたすら泣いて


泣いて泣いて


永吉はピクンピクンしながら


永久の眠りについた。


辛くて


寂しくて


怖かった。


死にたくなるけど死ぬのが怖い。


リストカットしながら


彼氏にメールした。


「今、息を引き取ったよ」


『永吉も、みやびも、よく頑張ったね！偉いよ』


私は携帯を握り締め泣き崩れた。


ごめんね。


2年間しか一緒にいられなくて


幸せだったのかな？


やたら好き嫌いが激しく


鈍くて


豆腐ばかりなぜか食べた


永吉。


小さな尊い命。


ありがとう


さようなら


彼氏が巣箱のまま桜の木の下に埋葬した。


『住んでた家が無いと、可哀相だろ？』


優しいなぁと思った。


今は、新しいハムスターを飼ってる。


天国の永吉


そして今いるミッキー


どちらもオスで


好き嫌いが多く


ケージの網にのぼり


ガシャンガシャン

音を立てて


餌を要求する姿がそっくりだ。


でも、全く違う。

同じように見えて

命は一つ


それぞれ違うんだね。


教えてくれて
ありがとう。


安らかに眠ってね永吉。