一年のうちに、そうそう出会えない、ちょうど心地良い日差し。

その、ゆるやかな光を浴びながら、眠るように目を閉じている。

絵になるなあ・・・

うららかな感じが、よく、似合う。

じっとそうして、動かない。

本当に寝てたりして。

あたしはそっと近づいてみた。


「光合成中?」


声をかけると、刹那はぱっと目を開けた。


「充電してた」