俺はゆっくりと全て話した

過去のこと

今のこと

全てを隠さず話した


「まだ・・まだ、お前は好きなんだろ?」


「あぁ・・・」


ためらいながら頷いた


「なら、好きでいろよ!ずっと、好きでいろよ!お前とその子がどーなってんのかはなんとなく分かった。でもさ、諦めるのは早いと思うよ?ずっと好きだったんだろ?時間はまだあるし、ゆっくりでいい・・・少しずつ縮めていけよ」


「いいのか?ダメな俺が好きでいて・・・」


「いいだろ!少なくとも俺はいいと思う」


「守れなかったんだよ?俺は・・・アイツを・・・」


「今から守ればいいじゃん!遅くねぇーよ!!」