「その名前を呼ぶんじゃねぇよ!!!」
このかわいい顔からは想像出来ないような形相でこちらを睨む昂くん
「こいつは、昔の復讐のために心愛に近づいたんだよ」
「うそ………」
てか、あたしとばっちり受けてません?
「おい。昂
どうしたら許してくれんだよ」
「一生許さねぇよ
でも、心愛先輩くれるんなら許してやっても…」
「それは無理
なにがあろうと、心愛だけは渡さねぇし」
待て、恭哉くん
あたしはそれ以前に君の物になった覚えはない
って心の中でつぶやくあたし
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