「…俺、1人でなに言ってんだろ………神様なんか…いないのに」




少年は悲しみの瞳で


ただただ…


前を向いていた




「……どこにいんだよ‥眞那菟――――……」




少年は強く下唇を噛み


走り出した




まるで‥



誰かを追いかけるかのように…