その瞬間……


子猫が走り出した



ガラスに体当たりし


ガラスを割り


攻め込む



「閨杜!!!お前達は夜叉の元へ行け!!」



俺は閨杜に叫んだ



夜叉は強い


子猫では歯が立たない



「わかりました!!」



閨杜はそう言うと


数人の子猫を連れて


走り出した



「…頼むぞ‥閨杜」