「…あぁ。………夜叉、お前が世話係か?」


「はい」


「そうか」


「それでは玖音様。我々は買い出しに行ってまいります」


「あぁ」



俺が返事をすると


夜叉は頭を下げ


泰斗と買い出しに向かった



俺は父さんがいるであろう


部屋にゆっくりと向かった



「…父さん、いらっしゃいますか」


「あぁ」


「失礼いたします」



俺は父さんの部屋の


ドアを開けた



「っ!?」



そこは……


悲惨な世界だった