「‥それは俺にまかせろ」


「いいんですか…?」


「あぁ。この事は誰にも言うなよ」


「はい」



春摩は軽く頭を下げ


子猫達がいるところに


走っていった



俺が春摩に再会したのは


一週間前のことだ



春摩は昔、浬音についていく


眞那菟の後を追っていた



眞那菟は人嫌いで


他の子猫達とは関わっていなかった



だが、春摩にだけは


自分から話しかけたりしていた



…眞那菟にとって

春摩はパートナー


春摩にとっても

眞那菟はパートナーなんだろうな