「えっ」
「黒猫のメンバーだけが持ってるピアスだ。最初は俺と浬音、幹部しか持ってなかったが」
「なんで…僕に?」
「理由などない。ただ‥渡したくなったから」
リオンはピアスを見つめたまま
フワッと笑った
「大切にします。僕は浬音さんみたいに強くないけど……僕も全力で玖音さんを守ります」
「お前は守られてろ」
「嫌です。僕も守られるだけの人間にはなりたくありません」
リオンは微笑む
俺はリオンの頭を
ガシガシと撫でた
‥守ってみせる
どんなことがあっても
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…