第2ステージ:ターゲット,玖音
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龍雅浬音の死後、龍雅玖音が龍雅組を継ぐ。
予定以上に玖音の成長が早く、頭として相応しい存在になるだろう。
玖音は龍雅組の頭として表舞台に君臨させ、私の手足として動かす。
浬音のシナリオを玖音に知られてしまったのは予定外だった。
だが何の支障もないだろう。
Yという者が命を落とし、Aという者は裏切る。
もしもの場合を考え、これ以上は記さない。
だが玖音は最終的に、浬音の後を追う。
つまり死だ。
私の作るシナリオは完璧でなければならない。
このシナリオ通りに進めよ。
龍雅永久
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「龍雅永久(リュウガトワ)…か」
龍雅永久‥父さんの名前だ
俺は封筒を浬音の墓に
そなえた花束の下に置いた
「…シナリオはもう実行されている。Yって奴が…命を落とす」