「…ごめん」
「え…?」
「僕のせいで貴方が苦しんでる……僕の生まれ変わりの貴方を‥僕は苦しませてるね‥」
浬音さんは……
とても悲しそうな顔をしていた
今にも壊れてしまいそうな浬音さん‥
僕はただただ…
浬音さんを見つめていた
「僕の魂は貴方の魂……同じ魂…」
「…生まれ変わり、なんですよね」
「うん‥僕が望んだから……ごめんね‥本来なら、貴方は違う道を行けたのに‥」
浬音さんは何度も何度も‥
謝っていた
「…僕は大丈夫ですから」
僕はフワッと‥微笑んだ
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