僕は必死に黒猫の後をついて行く



どれだけ走ったか分からない…



だけど‥


もう随分長い間、走っている



「ニャアー」


「ハァ…ハァ‥」



僕は息が切れながらも


必死で黒猫を追った



暫くすると…


目の前に光があふれ


黒猫がその中に飛び込んだ



僕も黒猫の後に続いた



その時……

目の前が真っ白になった