そういって健太郎わるりの家から、るりのおかあさんにあいさつして帰っていった。 『るり、けんくん見送ってあげなさい』 なんてゆぅ、何にも知らないお母さん。 でもそんなことうちの耳にわはいらない。 うち健太郎とわかれたんゃ 改めて思うと 涙がとまらんかった 『…ヒッ…ヒク…ケン‥タ‥ロウ…』 健太郎わいくら呼んでも戻ってきてくれない。 るりゎ一晩中泣き続けた。