今年、念願の女子高生となった私。

親の反対を押し切り、共学の高校へと入学。

私の親は、どうしてあんなにも女子高へ入れさせたかったんだろ・・。

恋愛を口にすれば、ものすごい小言を言うし。

でも、共学の高校に入りさえすれば私は自由。

家から遠い高校をわざわざ選んだから、親の管轄外だし。

私、絶対にイイ男を捕まえて素敵な恋愛するんだから!!

高鳴る胸を押さえられず、私は妙に意気込んでいた。