「圭、心配しすぎよ。


あの子は大丈夫よ。しっかりしてるもの。」


キッチンから出てきたのはお腹を大きくした妻・・・



葵。




「おい!!葵!何してんだ!!座っとけって言っただろ?」


慌てて椅子に座らせる。




そんな俺を余裕の笑みで・・・



「大丈夫よ、もう慣れたわ。2人目だもの。」



そう。俺たちに2人目の子供ができる。




男の子だそうだ。





自然と笑みが零れる・・・・。







「・・・そうだな。」


俺は葵のお腹を撫でて・・・




「しっかり生まれてきてくれよ・・・・


啓太・・・・」


呼びかける。




「大丈夫、啓太は強い子だから・・・・」


俺に微笑みかける。



そんな葵に俺はキスを落とす・・・・





「・・・愛してるよ。“葵”」




これからも・・・・



ずっと・・・・碧とともに




誓うよ・・______