「…俺もう帰るから。 じゃーな!」 光樹と拓海に 軽く手をあげ部室を出た。 なんだかんだ言っても あいつらには感謝しないと… 今までグズグズしてた 俺の背中を押してくれたしな。 それにしても 大丈夫か…俺… 緊張でなんか 変な汗出てきたし… でも、自分で決めたことだ。 光樹も言ってたけど 後悔だけはしないようにしねぇとな。 …そんなことを考えながら自宅へと急いだ。