そうか。

やっぱりコイツらに相談して良かった…

俺、何も分かってなかった…


「…わかった。マジありがとな」


「…全然!自信もって!
…じゃ、あたし達こっちだから。またね!」



気づけば、
家のすぐ近くまできていた。



「おい星磨!!!もし振られたら俺に言え!!!…慰めてやるから!!!」



「余計なお世話だよ!」


振られるなんて…

冗談でも全然笑えねぇよ。




「じゃーなー!健闘を祈る!」


と、拓海は手をあげて
2人は歩きだした。