碧都――――?

「…多分いると思うけど。
あいつに用があるのか?」



「うん。
碧都にね?こないだ借りたCD返そうと思って♪」



あぁ。そういうことか。




「じゃ、行ってこいよ!
あいつ暇にしてるから。」


今日は部活が
休みらしいからな………。


家でゲームでもしてるだろ。




「うん♪行ってくるねっ。
………星磨くん、お姉ちゃん
お邪魔しましたッ!!!

……どうぞごゆっくり☆
仲良くね♪♪♪」



と言い残すと綴未は
嵐のように去っていった。



多分…いや絶対、
碧都と綴未は両想いだ。


昔から見てるとよく分かる。



恋人となるのも
時間の問題だろ。