____________ 「爽! 爽也!朝!」 「んっ~もうちょっと」 「駄目だってば!」 ――グイッ 「キャ」 布団の中まで引っ張られて 私は無駄な抵抗をしていた。 「駄目! 今日は莢未(さやみ)の 退院の日でしょう? やっと莢乃に・・・やぁん」 首筋をなめれれていると ――バンッ という音と共に 部屋のドアが開いた。